道の活動 

 
国道491号線([1]山口県下関市〜貴飯峠〜川棚越〜大峠〜山口県豊浦郡豊田町)

 
◆下関市才川交差点(起点)
下関市長府の才川交差点が国道491号線の起点です。
元々、起点〜小島交差点の区間は国道2号線でしたが、当時の国道2号線・小月バイパスのみが国道2号線となり、本線は降格して国道491号線となりました。

 
◆小島交差点
旧起点?の山口県下関市小月の小島交差点です。
交差点の傍らに起点を示す0キロポストが残っていました。これより隣町の山口県豊浦郡菊川町にかけて旧起点から換算したキロポストが設置されています。

現在の起点は山口県下関市才川の才川交差点となります。長府警察署の東側にある国道2号線との交差点です。

才川交差点〜小島交差点間は旧国道2号線であり、国道2号線が小月バイパス(現国道2号線)と2ルート存在していた時代に国道491号のルート(小島交差点以北)が国道昇格し、その後国道2号線が降格したために才川交差点〜小島交差点間が国道491号線になったものと思われます。
 

▼2000.06.06追記
菊川町のR491×山口r34(主要地方道下関長門線)交点(道の駅きくがわ附近)から山口r34を豊田町寄りに走ったところに同様の三角柱のキロポストを発見しました。
確証を得るためには調査が必要ですが、小島交差点〜菊川町にかけて存在しているキロポストは元々県道のキロポストだったのかも知れません。

 
◆菊川町楢崎
菊川町楢崎の国道491号線。

この辺までは綺麗な道です。アスファルトの具合などは良く、近年整備されたものと思われます。標識には一般県道宇賀山陽線(山口県道260号線)との重複区間を示す補助標識が付加されています。

▼2000.06.06追記

2000.05.28に走行した際、上のおにぎりのある地点よりも北寄りの場所に画像右のような看板が新設されておりました。
前回走行した際には無かったものです。
確かに貴飯峠の途中に幅員1.6m制限の標識があり、カーブの径も大型車ではとても無理なので予告看板は当然のことなのですが・・・。
無理に大型車が走って立ち往生することでもあったのでしょうか。
国道385号線・坂本峠の事例が頭に浮かんでしまいました。

なお、白地の看板は以前から設置されていたものです。


 
◆菊川町藤内畑
菊川町藤内畑附近。

これより先は酷道区間となります。比較のため、幅員減少するところで車を停めてそれまでの道も撮影してみました(写真左下)。


 
◆菊川町大藤
菊川町大藤の分岐路。

左は「行止り」で、右の酷道本線には「国道491号」と看板があります。

分岐路を通過した先におにぎりがあったので撮影。ここでも県道重複を表わす補助標識が設置されておりました。

 
◆幅員制限標識
車幅制限1.6mの標識。

国道でこの1.6m制限を見るのは珍しいですね。

▼2000.06.06追記
2000.05.28に走行した際には、この標識は無くなっておりました。この附近では砂防ダムの整備や道の修復痕が至るところにありました。ガードレールは無く、路肩軟弱を示すポールが立っているだけです。

 
◆貴飯峠(きばとうげ)
菊川町と豊浦町との町境である貴飯峠。

国道標識は南向きにしかなく、貴飯峠附近で車を停めて撮影(逆光になってしまいました)。

貴飯は「きば」と読みます。


 
◆川棚越手前分岐路
一般県道宇賀山陽線(山口県道260号線)との分岐路。

豊浦町川棚越の手前附近ですが、県道標識には「豊浦町川棚越」と表示されています。

写真左の左側の道が北向きに走ってきた酷道です。国道の表示が無いため、南向きに走行すると間違ってしまいそうですね。右側の道は県道です。

ちなみに、これより北向きの酷道は一般県道豊浦豊田線(山口県道262号線)との重複区間となり、この分岐路の一般県道宇賀山陽線は一般県道豊浦豊田線とも重複します。


 
◆豊田町奥野(川棚越)
地図上で見ると川棚越は豊浦町と豊田町の町境になっているものの、まだ上り坂になっています。豊田町奥野附近で峠となり、分岐路で一般県道豊浦豊田線との重複区間が終わります。

画像は豊田町奥野の県道分岐路から川棚越方面を撮影。


 
◆豊田町
豊田町奥野の県道との分岐路で車を停めたまま少し北側に歩いたところで撮影。

画像右上・左上は南向きに撮影したものです。
下関、川棚方面が国道491号線であり、崋山方面が一般県道豊浦豊田線です。

画像左下・右下は国道を北向きに撮影したものです。


 
◆大峠
大峠附近です。
道路改良は既に完了しており、酷道ではありません。単なる走りやすい道になっています。
峠にはお地蔵さんが奉られておりました。

豊田町杢路子の狗留孫山に向かう分岐路附近から国道435号線の交点に掛けては道路改良工事を終えた区間が数多く存在し、走りやすくなっています。
狗留孫観音や狗留孫山(御岳)へ向かう車が増えた関係もあり、整備されたのだと推測されます。

 


 
◆上位国道重複
豊田町久保田で上位国道である国道435号線と重複となり、豊田町下荒木までの約2.5kmが重複区間となります。

 
[2]山口県豊浦郡豊田町〜山口県大津郡油谷町へ

 
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