道の活動 

 
国道265号線

 
 国道265号線は、宮崎県小林市から熊本県阿蘇郡阿蘇町までを走っており、九州山地沿いを通る縦貫道です。熊本県内は全体的に良い道であり、何てことない道なのですが、宮崎県内でのその素顔は壮絶です。

南向きに走行しました。宮崎県内に入ると、国見峠を皮切りに飯干峠、尾股峠、輝嶺峠と続きます。国見峠は現在のところ国見トンネルが完成しており、わざわざ通ることも無いのですが、そこはマイナーローディスト魂がうずくというものでしょう(笑)。


 
国見峠の峠付近の高さは海抜1,178m。
宮崎県西臼杵郡五ヶ瀬町と宮崎県東臼杵郡椎葉村の境界にもなっております。

国見峠は、五ヶ瀬町側の国見トンネルの入口の手前を右折することになります。走行した時は、峠付近まで雪が積もったままになっており、通常のタイヤでよく走れたな〜と思いました。

道路状態はお世辞にも良いとは言い難いもので、落石や落木があちこちにみられ、対向車がきても離合が困難なものとなっております。低速で道路状況を注意深く観察しながら走行しなければなりません。峠から先の椎葉村に入ってからは道路状況が悪化し、この時は車を降りて落石や大木などの障害物を払いのけて進むといった感じでした。


 
なお、国見峠は4トン車以上は通行禁止となっておりますが、大型の乗用車でも辛いのでは無いかと思われます。

 
国見峠を抜けると、椎葉村に入り椎葉村役場付近からはダム湖沿いを走るようになります。そして、飯干峠へと続きます。
飯干峠〜尾股峠〜輝嶺峠も全体的に離合が辛く、道路状態も良いとは言えません。少しでも雨が降るとアスファルトが見えなくなり、道とそうでない部分との区別がつかない箇所があり、結構危険でした。須木村役場あたりからは普通の道に戻ります。

 
※(98/11/01現在)
国見峠は(五ヶ瀬町側の国見トンネル手前入口起点)町道国見線に変更されているのを確認しました。

椎葉村側は村道木浦線で峠附近で終点となっています。

実はこの看板は 1998/02/14の時点で国見峠の峠附近に終点ポストがあり、確認はしていたのですが・・・走行当時はまだ国道標識がありました。(画像右は1999/02/14撮影)


 
国見峠は旧国道になっております。

1999/10/08〜1998/11/13の間は災害復旧工事のため、全線交通止の看板がありました。(画像左上)

画像右は町道国見線の起点(旧国道265号線・国見峠入口)です。

画像左下はカーブを曲がった先です。


 
バイパス部分である国見トンネル(全長2,777m)を通行しました。
トンネル内は対面通行であり、センターラインには高速自動車道等の対面通行区間同様にポールが立ち、立派で長いトンネルでした。

 
本ページの記録
走行取材 1998/02/14、1998/11/01
掲載   1998/11/18
追加修正 1998/11/24
画像追加 1999/12/21

 
※画像は拡大画像のリンクが有るものはEPSON CP-500(デジカメ)で撮ったものです。
拡大画像のリンクが無いものはSONY DCR-PC10で撮影したDV動画をAdaptec AHA-8920(IEEE1394カード)にて静止画取込みしたものです。デジカメ画像に比較して画質が劣りますがご容赦下さい。
※表示画像は160x120サイズですが、拡大画像リンクが有るものについては画像クリックすることにより640x480サイズのものが表示されます。

 
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