道の活動 

 
国道265号線([1]宮崎県小林市〜宮崎県西諸県郡須木村)

 
◆国道起点(宮崎県小林市本町)
国道265号線の起点である小林市本町交差点です。国道221号線(国道268号線重複区間)との交差点です。
すぐそばにはJR九州・吉都線の小林駅があり、この辺りの道路状況は普通の市街地を走る道そのものです。
この交差点は、夜間のみ半感応式信号となるようです。
「西米良 75km」とあります。この道から酷道など想像がつきません。

 
◆大型車通行止予告看板
暫く進むと「大型車通行止」の予告看板がありました。約35km先の輝嶺峠の入口である須木村八重橋から須木村・西米良村境まで通行禁止となっています。

 
◆新軍谷隧道
旧国道の軍谷峠の下を潜る「新軍谷隧道」です。
昭和47年3月に竣工し、現在に至っています。
トンネルの入口手前に国道標識があります。宮崎県の場合、補助標識に番号・地方自治体名・地名が書かれてあるものを多く目にします。
標識の裏を見ると設置者・施工者のシールが貼られておりました。

この新軍谷隧道が出来る前は、この上の軍谷峠(軍谷隧道)が国道265号線でした。


 
◆国道右折分岐(宮崎県西諸県郡須木村中河間)
国道265号線と一般県道中河間多良木線(宮崎・熊本県道143号線)との交差点手前です。
国道は右折、県道は直進となります。

立派な電工掲示板ありました。
この時は「田代八重付近路肩決壊片側通行」と表示されておりました。


 
◆分岐路を右折した先・予告看板の数々
上記交差点を右折した直後の国道265号線です。
マイナーロードを予感させる標識が幾つかありました。
一番下の画像の中の「国道265号 道路情報」にはいまだに「国見峠」が(国道として)記載されたままになっています。
その中には、主要地間里程表なるもの(距離表)が記載されており、小林〜板谷(西米良村)61.3km、板谷〜村所(西米良村)4.7km、村所〜上椎葉(椎葉村)58.5km、上椎葉〜馬見原(蘇陽町)41.2kmとあります。上椎葉〜馬見原は国見峠経由の距離換算のようです。

道路交通規制は、夜間全面通行止の看板が立て掛けられておりました。

道路状況はこの辺も改良工事が完了している区間であり、ご覧の通りの快適な道です。
須木村木場屋敷(八重橋)附近から酷道が始まります。

尚、宮崎県小林土木事務所管内の区間には黄色のキロポストが設置されております。
 


 
◆幅員減少(八重橋)・・・輝嶺峠へ
幅員減少となる須木村木場屋敷附近です。高速走行可能な道から一気にマイナーロードと変化します。

 
八重橋から少し進んだところに村道との分岐路がありました。「←西米良 国道265号」という看板がありました。
この看板に「国道265号」と書かれていなければ普通の人では不安になってしまうことでしょう。この道を走ること自体不安かも知れませんが・・・。

 
◆輝嶺峠
片側は山肌、片側はガードレールという道がずーっと続きます。画像は比較的広い区間を撮影しています。
峠附近になると離合が難しくなりますが、そういうところで対向車が来るものです。
対向車(ワンボックス)との離合ではこちらが山肌を片輪付けて斜めに走るということを余儀なくされました。(それがイヤなら数十〜百数十メートル程をどちらかがバックしなければならない・・・)

 
◆田代八重
輝嶺峠が終わり、田代八重(「たしろはえ」または「たしろがはえ」と読む)という地区に入ります。
この先で再度交差路が出現。一般県道槻木田代八重線(熊本・宮崎県道144号線)と国道265号線の分岐で、国道は右折となります。

 
◆田代八重ダム
右折するとセンターラインのある道路になります。
田代八重ダムがあるため、ダム整備の為に道も整備されている区間です。
平成の時代に入って整備されたダムのようで、この辺は昔の国道とはイメージがだいぶ変わっているものと思われます。
ダム湖に架かる橋は田代八重(たしろはえ)大橋で平成4年5月に竣工したものです。

 
◆幅員減少・・・尾股峠へ
田代八重ダムを過ぎると再びマイナーロードになります。「崩土・落石注意」の看板がありますが、この辺はまだ宮崎県小林土木事務所管内のようです。

 
[2]宮崎県児湯郡西米良村(尾股峠、村所)へ

 
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