道の活動 

 
旧国道326号線(ととろ入口〜唄げんか大橋南)

 
 旧国道326号線は現在の国道326号線を縫うように各所で存在している道です。地図帳で見る限りでは三国峠附近や大分・宮崎の県境、宮崎県に入っての旧道がかなりのマイナーロードとなっています。それに付随して県境の手前の大分県側にも旧国道326号線のマイナーロードが存在していますのでご紹介します。

 
★地図で道路を確認
(C)アルプス社 電子地図「ProAtlas」
今回の旧国道326号線の走行区間は、大分県南海部郡宇目町南田原地区。国道326号線のバイパス路が全面開通する前に一足早く降格した区間です。

一部の区間(図中A〜B間)は主要地方道日之影宇目線(宮崎大分県道6号線)に降格し、他(図中B〜F間)は町道となっている模様です。

左の地図で主要地方道日之影宇目線(宮崎大分県道6号線)の終点である「ととろ入口」(国道326号線交点)「A」から「B」を経由し白線路(旧国道326号線)を走り、道の駅宇目の南側にある唄げんか大橋の先で国道326号線と交わる「F」へと走行する行程です。


 
★旧国道と県道6号線との分岐交差路(B)
主要地方道日之影宇目線(宮崎大分県道6号線)と旧国道326号線の重複(?)が終わる交差路。重複という呼び方には御幣がありますが、この道も昔は国道326号線だったことからあえてそう呼んでみました。

交差路は直進と右折のように見えますが、正確にはT字路に近いY字路です。


 
★B地点を進んだすぐ先(C)
画像の朽果てた分岐看板を見ると「三重25Km」「木浦8Km」とありますが、この標識の向きが実は反対に向いているのです(宮崎→大分向きに立っていないとおかしい)。

その場では気がつかなかったのですが、編集中に矢印の方向が不自然であることに気づきました。何らかの理由で標識を邪魔にならないように退避させたのだと思うのですが。

この旧国道にはおにぎり(国道番号標識)が2箇所で確認出来ましたが、いずれも宮崎→大分向きにのみ存在しています。


 
★2つ目のおにぎり発見
若干広い場所(離合可能ポイント)に2つ目のおにぎりを発見。こちらは1つ目のものより綺麗でした。ただ下部が曲がっていますね。

 
★車幅制限2メートル
分岐ポイントにもあった車幅制限の標識ですが、2つ目の標識を発見。この道は車幅制限2メートルであることが解ります。写真左下・右下を見てもマイナーロードであることが解ります。

 
★時間橋
旧国道上にある時間橋です。旧国道にしては立派な橋です。

 
★唄げんか大橋(E)と旧国道の交差路(F)
更に旧国道を進んで行くと視界が良い場所に出ます。そして現在の国道326号線の唄げんか大橋を望むことが出来ました(写真左)。北川ダム湖に掛かる橋で景観が良いです。橋の向こう側に道の駅・宇目のレストハウスが見えます。
唄げんか大橋の南で旧国道と国道326号線が再び交わります(写真右)。交わる直前の旧国道はもはや荒れ放題であり、走行を躊躇う程でした。こんな荒れている旧国道でも、ダイビングポイント(路肩)に立っているポールには「建設省」のシールが貼られていました。

 
この旧国道部分は過去に2度走行しまして、今回で3度目です。私が所持している地図帳のひとつにはこの区間がまだ国道となっています。多分一番最初に走った時はまだ降格していなかったんじゃないかな〜と思うのですが・・・定かではありません。

県境附近の旧国道(降格しているのかは知りませんが・・・)等も今後紹介していきたいと思いますが、三国峠附近の旧国道の探査もしてみたいですね。尤も、地図帳や電子地図を見る限り、旧国道を忠実に走れないような気もしますが。


 
本ページの記録
走行取材 1999/08/23
掲載   1999/08/28

 
画像はSONY DCR-PC10で撮影したDV動画をAdaptec AHA-8920(IEEE1394カード)にて静止画取込みしたものです。デジカメ画像に比較して画質が劣りますがご容赦下さい。

 
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