道の活動 

 
国道265号線

 
 国道265号線は、宮崎県小林市から宮崎県東臼杵郡椎葉村を経由し熊本県阿蘇郡阿蘇町(上位国道重複区間含む)までを走っており、九州山地沿いを通る縦貫道です。

道路状況は宮崎県西諸県郡須木村木場屋敷から宮崎県東臼杵郡椎葉村財木の区間がマイナーロードであり、離合困難区間がかなりの区間で存在しています。その他の区間はセンターラインのある対面通行可能区間です。

前回までに既に旧国道へ降格した国見峠を含めて完走は果たしているのですが、今回は国道388号線走行及び旧国道265号線・国見峠走行の為、宮崎県児湯郡西米良村の国道219号線重複区間から宮崎県東臼杵郡椎葉村の国道327号線重複区間までと、国道265号線・国見トンネルは走行しておりません。(国道388号線との重複区間は走行) 従って、国道265号線の飯干峠は走行しておりません。
この飯干峠は旧国道に降格した国見峠を除けば国道265号線の難所とも云えるような道です。ただ、標高の高いところを走りますので天気の良い日は気持ちが良いという気がします。

前回の記事についてはバックナンバーをご覧下さい。(国見峠に国道標識がまだあった頃)


 
国道265号線起点
国道265号線の起点は宮崎県小林市本町の交差点。
国道221号線(国道268号線重複)との交差点です。すぐそばにはJR吉都線・小林駅があります。道路状況は相応なる街中の道です。(国道番号標識だけ撮影して周辺の撮影を怠ってしまいました。[デジカメ撮影])

 
須木村・マイナーロードへの予感
国道265号線と一般県道中河間多良木線(宮崎・熊本県道143号線)との交差点を右折した先の状況です。
国道は右折、県道は直進という交差点になっています。

マイナーロードを予感させる標識が幾つかありました。
「国道265号 道路情報」(画像下)にはいまだに「国見峠」が記載されたままになっていますね。その中には主要地間里程表が記載されており、小林〜板谷(西米良村)61.3Km、板谷〜村所(西米良村)4.7Km、村所〜上椎葉(椎葉村)58.5Km、上椎葉〜馬見原(蘇陽町)41.2Kmとありますが、上椎葉〜馬見原は国見峠経由での距離のようです。

道路交通規制状況は特に記載はありませんでした。

「大型車通行止」看板は須木村八重橋〜須木村・西米良村境の間で規制があるようです。

道路状況は画像を見ての通り立派な道です。輝嶺峠の手前の須木村木場屋敷から極度の粗道となります。
 


 
輝嶺峠〜尾股峠
大型車通行止の筈なのですが、輝嶺峠でトラックと擦れ違い。丁度離合の出きる広い場所だったから良いものの、急勾配な幅員狭小区間だと離合できる区間まで数百メートルバックするしかないという状況なのです。あのトラック、カーブとかよく曲がれたな〜と感心してしまいましたが・・・ガードレール代わりのポールとか圧し折って走行してたりして・・・。

輝嶺峠〜尾股峠の間には建設中の田代八重ダムがあり、そのダム工事などの関係で道が良くなっている区間がありました。また、地図上では尾股峠をバイパスする道が計画されている(建設中?)ようです。


 
尾股
尾股峠手前の宮崎県児湯郡西米良村尾股附近のおにぎり。
周囲は何も無く延々と山ばかりの景色です。地図帳には「山ばかりの風景。走り辛くえんえんと時間を費やす」とあるのですが、まさにその通りの状況です。

輝嶺峠・尾股峠ともに急勾配な峠です。


 
国道265号線・国道388号線の重複区間交差路
国道265号線と国道388号線の(重複区間が終わる)交差路です。

【画像右】
右の下り坂の道は国道265号線・飯干峠へ向かいます。
左の上り坂の道は国道388号線・湯山峠へ向かいます。


 
秘境の地・椎葉村
宮崎県東臼杵郡椎葉村の下椎葉を走行していると突如時間規制区間に遭遇。国道265号線には平日(月〜土)写真左のように時間規制があります。日曜日・祭日は開放されているのですが・・・。「迂回路なし」という記述がナンとも泣けてきますね〜。15時過ぎに誘導員のじいちゃんに停められ、16時までの間ここでエンジンを停止して待つことになりました。
しかも、開放時間はまずは対向車を先に通すとのことでした・・・。徐々に秘境の地・椎葉村も道路改良工事が行なわれて秘境が薄れて行くんでしょうね〜。まぁ、薄れていくのは上椎葉ダムなどのダム開発から既に始まっている訳ですけどね・・・。

 
椎葉村〜五ヶ瀬町

◇国見トンネル手前(椎葉村側)
旧国道265号線・国見峠とそのバイパス路となる国道265号線の交差路です。

国道265号線は直進で、ここから道が良くなり、センターラインのある対面通行可能な道路状況となります。

◇国見トンネルの向こう側(五ヶ瀬町側)

国見トンネルの向こう側・・・五ヶ瀬町側も道はセンターラインのある立派な道に変身しています。

 
高森峠隧道
高森峠隧道は熊本県阿蘇郡高森町と同県同郡蘇陽町を結ぶトンネルであり、旧国道である高森峠をバイパスするために造られたものです。

高森峠に上っていけば高森隧道があるようですが、この地点から黒岩峠(高森隧道方面)へ行く道は通行止になっておりました。
また、中坂峠方面へ下る道は通行ができるようです。こちらも旧国道であり、九十九曲と呼ばれています。


 
今回の走行は走行ばっかりに満喫してしまい、肝心のDVCやデジカメに撮るといったことを疎かにしてしまったため、余り「酷道265号線」というイメージが出ていないように思えます。スミマセン。(^^;
また走る機会も多々あるかと思いますのでその時に撮影し、記事や写真を差し替えていきたいと思っています。

 
本ページの記録
走行取材 1998/02/14(第1回取材)
掲載   1998/11/18
走行取材 1998/11/01(第2回取材)
追加掲載 1998/11/24
走行取材 1999/05/06、1999/05/07(第3回取材)
掲載   1999/06/23

 
※画像はSONY DCR-PC10で撮影したDV動画をAdaptec AHA-8920(IEEE1394カード)にて静止画取込みしたものです。デジカメ画像に比較して画質が劣りますがご容赦下さい。

※表示画像は160x120サイズですが、画像クリックすることにより640x480サイズのものが表示されます。


 
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